老化防止に効果的な食べ物をご紹介!抗酸化・抗糖化でアンチエイジング

生きている以上、老化は誰にでも訪れるものですが、できる限り老化の速度は遅くしたいものですよね。
そんな時は食べ物や生活習慣を見直して、老化の速度をコントロールすることが大切です。
この記事では老化の原因と、老化防止作用のある食べ物を中心にご紹介していきます。
日頃の食事を見直して、アンチエイジングを始めていきましょう!
身体が老化する原因って?
老化の主な原因は「酸化」と「糖化」であることが分かっています。
体がサビつく「酸化」とは?
私たちは、食べ物から糖質や脂質を取り込むと同時に、空気から取り込んだ酸素を反応させることで、生きるために必要なエネルギーを作り出しています。
酸素を取り込む時に「活性酸素」という物質が発生するのですが、これが老化の大きな原因のひとつ。
活性酸素にはタンパク質や脂質を「酸化」させる作用があり、細胞の働きを低下させてしまうのです。
リンゴを切ってそのまま空気に触れさせていると茶色に変色してしまいますが、これも酸化の現象です。
空気を吸って酵素を取り込んでいるだけで、老化の原因である活性酸素を発生させているというのだから驚きですよね。
しかし、酵素はエネルギーを作るのに必要なため、生きている限り活性酵素を完全になくすことはできません。
活性酸素を消してくれる消去酵素という物質もあります。
しかし、40代以降になると消去酵素は徐々に減っていく上、活性酵素の量は加齢とともにどんどん増えていきます。
また、活性酵素が増えるのは、
- ストレス
- 食品添加物
- タバコ、多量飲酒
- 激しい運動
- 紫外線
など、身の回りの生活習慣も原因だと言われています。
活性酸素の量が多いと体がダメージを受け、糖尿病・脂質異常症・動脈硬化などの生活習慣病、シワ・しみなどの老化現象として現れます。
健康で美しい体を保つためには、活性酵素を作らないための生活習慣が大切です。
「糖化」は体のコゲ?
体のサビと言われる酸化に対し、近年注目されているのが体のコゲと言われる「糖化」です。
糖化は、体内の余分な糖質がタンパク質と結びつき、細胞を劣化させる現象のこと。
ホットケーキを作る時、こんがり焼けて褐色になるのも糖化の一種とされており、そのため体のコゲと言われているのです。
糖質や甘い物の摂りすぎで糖が過剰になることが大きな原因です。
糖化が進むとシワ・くすみなどの肌の老化、さらには動脈硬化や骨粗鬆症、アルツハイマー型認知症にも関連してくると言われています。
老化防止に良い!抗酸化作用のある栄養素と食品
活性酵素による酸化を防ぐのに活躍するのが「抗酸化」作用を持つ食べ物です。
活性酵素は私たちの体よりも抗酸化食品を優先的に酸化させる性質があるため、抗酸化食品を食べておくと体の酸化が防げるのです。
抗酸化作用のある栄養素と食品例として以下のようなものがあります。
ビタミンA
にんじん、さつまいも、ほうれん草、ブロッコリー、トマトなど。
脂溶性の栄養素のため、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
ビタミンC
パプリカ、パセリ、ブロッコリー、キウイフルーツ、イチゴなど。
抗酸化力が非常に強いため、優先的に摂取したい栄養素です。ビタミンCは水溶性なので、効率よく摂取するためにも生で食べるのがおすすめです。
ビタミンE
植物性油脂(ひまわり油・やし油・べに花油)、ナッツ類(ごま・アーモンド・ピーナッツ)など。
ビタミンA、ビタミンCを持つ食品と一緒に摂取することで相乗効果を発揮します。
ポリフェノール類
赤ワイン、大豆、玉ねぎ、緑茶、紅茶、コーヒーなど。
活性酸素を無毒化する作用があります。
ミネラル類
海藻類、魚介類、納豆など。
体内で作り出すことができない栄養素なので、毎日摂取することが大切です。
カロテノイド
緑黄色野菜やフルーツに多い天然色素。
パプリカ、トマト、ミカンなど濃い色の食べ物に含まれていることが多い成分です。
老化防止に!抗糖化には糖質の少ない食べ物がおすすめ
糖化を予防するためには、糖質を摂りすぎないことが最も大切です。
糖質は体に必要なエネルギー元ですが、太り過ぎの原因となる穀類、イモ類、甘いものはできるだけ控えるようにしましょう。
白米、白パン、麺類、白砂糖など精製された食品は、特に糖質が高い傾向にあるので要注意です。
また、抗糖化には食べ物だけでなく食べ方も重要です。
- 食事をよく噛んで食べる
- 食事の最初に野菜を食べる
- 朝食、昼食、夕食を6時間置きにとる
- 夕食に炭水化物を抜く
これらの食事法を心がけることで、糖質の吸収スピードを抑えたり、血糖値の急上昇を防いだりして糖化予防につながります。
アンチエイジング効果のあるスーパーフードも老化防止におすすめ
美容意識の高い女性に人気のスーパーフードは、老化防止に有効です。
ミネラル類、ビタミンといった栄養素を一度にたくさん摂取できるのも魅力のひとつ。
最近ではスーパーやドラッグストアでも手軽に購入できるので、お気に入りのスーパーフードを食事に取り入れるとよいでしょう。
老化防止に効くスーパーフードには以下のものがあります。
チアシード
非常に高い抗酸化作用を持つセレン(セレニウム)が含まれています。
また、チアシードは水分を含むとゲル状になるのですが、このゲルはコンニャクなどにも含まれるグルコマンナンという食物繊維。
ダイエットにも効果的ですので、糖化予防に役立ちます。
キヌア
五大栄養素や必須アミノ酸をバランス良く含んでいますが、白米よりもGI値(食後血糖値の上昇を示す指標)がかなり低いのが特徴です。
そのため、普段のお米に混ぜることで糖化予防につながります。
無理なく糖質制限をしたい方におすすめです。
アサイー
抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、アントシアニンが豊富に含まれています。
ビタミン類も豊富に含まれているので、酸化予防に効果を発揮します。
日本生まれの食べ物で老化予防!
スーパーフードは、何も海外産の珍しい食べ物だけではありません。
日本にもスーパーフードと並ぶほどの栄養を含む食べ物がありますので、まずは身近なものから食事に取り入れていくとよいでしょう。
味噌:たんぱく質やビタミンなどが豊富
たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンE、ミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
癌や生活習慣病のリスクが減る、血中コレステロール値が抑制される、老化防止にも役立つとして研究論文で発表されているほど、味噌の持つ効果は絶大です。
甘酒:アミノ酸やビタミン類がは意外とある
アミノ酸、酵素、ビタミン類が豊富に含まれています。
砂糖が入っていなくても自然な甘みが感じられるため、甘いものを控えている方にも最適。
酸化・糖化の両面の予防に役立ちます。
緑茶:カテキンで血糖値の上昇も抑える
ポリフェノールの一種であるカテキンには、老化防止や血糖値の上昇を抑える働きがあります。
さらにビタミンCも含まれているため、高い抗酸化作用が期待できます。
毎日手軽に摂取するならプラセンタサプリがおすすめ!
老化防止によい食べ物をとは思いつつも、毎日の食事を完璧にするのは難しいもの。
そんな時は、必要な栄養を補えるサプリメントを摂取するのがおすすめです。
サプリメントにもいろいろな種類がありますが、おすすめは哺乳類の胎盤(プラセンタ)を使用している「プラセンタサプリ」。
プラセンタには5大栄養素をはじめとするさまざまな栄養がギュッと詰まっており、老化防止を総合的にサポートしてくれるからです。
また、プラセンタには「成長因子(グロースファクター)」が含まれているのが最大の特徴。
成長因子には細胞を若返らせる作用があるため、老化予防に多大なる効果を発揮します。
普通の食べ物で老化防止するだけでは物足りない、と感じている方はぜひ試してみてください。
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まとめ
老化防止するためには、酸化・糖化させない食べ物を選ぶことが大切です。
毎日の食事を心がけることも大切ですが、スーパーフードやプラセンタサプリなどを使用することでより効果的に老化防止できます。
体のサビ・コゲを落として、いつまでも若々しい体を目指したていきたいですね。