老け顔を改善するには?老け顔の原因や特徴とは

実年齢より年上見られる、いつも疲れているように見える……そんな老け顔の悩み。
「いつまでも若く見られたい!」女性なら誰もがそう思いますよね。
そもそも、老けた印象を与える顔にはどのような特徴があるのでしょうか?
この記事では、老け顔になる原因や改善方法など詳しくご紹介していきます。
老け顔の特徴って?
年を重ねれば人は必ず老けていきますが、できるだけ若く見られたいもの。
まずは、老け顔の特徴をチェックしていきましょう。
人が老けるのはなぜ?
そもそも、人はなぜ老けるのでしょうか。
その答えは、加齢による細胞の数の減少です。
私たちヒトの身体は細胞でできていますが、子どもから大人に成長するにつれてどんどん細胞の数が増えていきます。
細胞の数が最も多くなる成人期を過ぎると、そこからは年齢とともに減っていきます。
30代、40代にもなると細胞の数は格段に減り、老化現象が現れはじめます。
新陳代謝が活発な若いうちは、細胞の増殖が頻繁に行われているので、肌の生まれ変わりもスムーズです。
しかし細胞の数が減っていくと肌の機能も落ちていき、どんどん老化が進んでしまいます。
年齢を重ねるとさまざまな変化が訪れますが、老け顔も老化減少の一種なのです。
老け顔のチェックポイント
実年齢より老けてみられる方には共通点があります。
- 顔・まぶたがたるんでいる
- シワが深い・多い
- ほうれい線がハッキリとしている
- 肌がくすんでいる
- シミがあちこちにある
- 厚塗りメイクや古臭いメイク
顔がたるんでしまう主な原因は、肌のハリに欠かせないコラーゲンの減少です。
最近ではスマートフォンの見すぎによって長時間下を向くことで起こる“スマホたるみ”が増えているので、若い方でも注意が必要です。
また、ダイエットなどで急激に体重が減ることも顔のたるみの原因になります。
たるみ同様、コラーゲンが減少することで肌のハリが失われ、目元や口元、おでこなどのシワが目立ちやすくなります。
シワはエイジングサインのひとつですが、肌の乾燥や表情の癖などが原因で若い人にもできる場合があります。
鼻の両脇から唇の両端に伸びるほうれい線もまた、皮膚のたるみによって目立ちやすくなります。
若い人でも、表情筋が鈍っているとほうれい線がハッキリ現れることがあります。
くすんだ肌は不健康かつ老けた印象を与えます。
肌は摩擦や紫外線などが原因でくすみがちになりますので、肌を刺激から守ることが大切です。
シミは多くの場合、紫外線ダメージの蓄積によって現れます。
若い時の日焼けが数年後のシミに影響することも。
一度できてしまったシミはセルフケアでは消せないので、メイクで上手に隠すようにしましょう。
分厚く塗ったファンデーションや濃い色の口紅などは、肌の老化が目立ち、老け顔に見えやすくなります。
メイクで隠したい気持ちも分かりますが、できるだけ自然なメイクを心がけるようにしてください。
老け顔を改善するメイク方法
老け顔に見られないためには、メイクでカバーすることも大切です。
メイクを少し工夫するだけで、印象がガラッと変わりますよ。
ベースメイクは薄塗りに
ベースメイクで重要なのは、以下の2点です。
- ナチュラルさ
- 自然なツヤ感
ファンデーションで厚塗りした肌では、より老けた印象になってしまいます。
まだ年齢が若い方なら、下地とコントロールカラー(色味補正)の役割を兼ね備えるCCクリームを使ったベースメイクがおすすめ。
シミが気になる部位だけにコンシーラーを使い、フェイスパウダーをはたくだけで自然なメイクに仕上がります。
肌をしっかりカバーしたいという方は、日焼け止め・下地・ファンデーションの3役をこなすBBクリームを使いましょう。
1本でファンデーション同様のカバー力を発揮するので、厚塗りを予防できます。
老け顔を改善するメイクのポイント
目の周りが重たく見えると老けた印象になるため、目元を強調するアイメイクをしましょう。
アイシャドウはまぶたに密着しやすいクリームタイプを使用することで、ツヤ感が出て目元が明るくなります。
アイラインは目尻から1~2mmライン跳ね上げてかくことで、目元が引き立つ印象になります。
口紅は、若々しくしっとりとした唇を仕上げるリキッドタイプがおすすめです。
マット系のリップは唇の乾燥を目立たせやすいので要注意。
お手持ちのリップがスティックタイプの場合は、透明なグロスを重ねて潤いのある唇を演出しましょう。
肌がくすんでいると老け顔に見えるため、チークで血色をよく見せましょう。
ベージュやブラウン系など肌なじみのよい色は、せっかくチークを入れても分かりにくい場合があります。
顔色のよさを演出するピンク系やオレンジ系のチークを選ぶようにしましょう。
老け顔の改善するケア方法
最後に、老け顔を改善するスキンケア方法をご紹介します。
スキンケアは保湿重視
肌の乾燥は、老け顔の特徴を目立たせしまいがちです。
スキンケアは保湿を十分に行い、いつでも潤いのある状態をキープしましょう。
また、基礎化粧品は保湿成分が配合されたアイテムがおすすめです。
以下のような保湿成分が入っている化粧品を選びましょう。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- エラスチン
- 天然保湿因子(NMF)
など
老け顔を改善する食べ物
老け顔を改善するには、老化を防止する抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂取しましょう。
抗酸化作用をもつ成分と代表的な食べ物は、以下のようなものがあります。
- ビタミンC:緑黄色野菜、果物全般
- ビタミンE:植物油、ナッツ類
- ポリフェノール:プルーン・リンゴ・赤ワイン・紅茶・緑茶
- ミネラル類:海藻類、魚介類全般
- カロテノイド:パプリカ・トマト・ホウレンソウ・みかん
生活習慣を整えて笑顔で過ごす
スキンケアや食べ物だけでなく、一番大切なのは生活習慣を整えることです。
- バランスのとれた食事をとる
- 最低6時間は睡眠時間をとる
- ストレスをためず笑顔で過ごす
こういった生活を続けるだけで肌の状態はよくなり、自然と口角が上がって老け顔を改善できます。
笑顔は表情筋を鍛える効果もあるので、毎日笑って過ごすことも老け顔予防になるのです。
プラセンタで若返りを目指す
哺乳類の胎盤を原料としたプラセンタには、肌の若返りを促す「グロースファクター(成長因子)」という成分が含まれています。
グロースファクターは細胞を作り出すタンパク質のことで、18~25歳をピークに減少してしまいます。
大人になると老化が進むのは、このグロースファクターの減少も大きな原因です。
グロースファクターをプラセンタで補うことで細胞の数を増やすことができ、肌の生まれ変わりをサポートしてくれます。
また、プラセンタにはビタミンやミネラルなどの豊富な栄養も含まれているので、不足しがちな栄養を補えるのもポイント。
プラセンタを摂取することは美容だけでなく健康にもよく、自然と活き活きとした表情を手に入れられることでしょう。
まとめ
老け顔に見られがちな方は、今一度自分の肌の状態をチェックしてみましょう。
老け顔の特徴はさまざまありますが、メイクやスキンケアを工夫することで老け顔が改善することもあります。
これ以上老けた印象にならないようにするためにも、日々の生活習慣や食事にも気を配っていきたいですね。
なかなか老け顔が改善しない場合は、プラセンタなどの美容医療に頼るのもおすすめです。