プラセンタの安全性は大丈夫?摂取方法と注意点をご紹介

プラセンタの安全性

近年、美容や健康などさまざまな目的で利用されているプラセンタ。
 
「美肌や若返りのために取り入れたい!」
「でも、安全性について疑問がある」

……そんな方も多いと思います。
 
そこでこの記事では、プラセンタの摂取方法別に注意すべきポイントをご紹介します。
プラセンタについて理解した上で、より安全性の高い摂取方法を選ぶようにしましょう!

プラセンタにもいろいろな種類がある

プラセンタの安全性1

一口にプラセンタといっても、その原材料や使用目的はさまざまです。
まずはプラセンタの基本情報について確認しておきましょう。

プラセンタの歴史

プラセンタとは英語で胎盤のことを指し、ヒトをはじめとする哺乳動物の胎盤を原材料としています。
胎盤と聞くと驚いてしまうかもしれませんが、その歴史は古く、紀元前400年頃から使用されていたという記録が残っています。
もともとは薬として利用されていたプラセンタですが、エジプトの女王クレオパトラやマリー・アントワネットが美容目的でプラセンタを用いたという話も有名です。
 
日本では、1960年頃から全国の国公立病院でプラセンタ療法が用いられるようになり、更年期障害や肝機能障害の方々に対しては保険適応の治療法となっています。
また、使用した患者の肌がキレイになっていったことから、徐々に美容目的で使われるようになりました。
現在では健康食品や化粧品などのプラセンタ商品が一般に流通しており、誰でも気軽に取り入れるようになっています。

安全性の高いプラセンタの種類は?

日本で製造・販売が認められているプラセンタは、ヒト以外にも豚・馬があります。
以前は牛の胎盤が使用されることもありましたが、狂牛病の危険があることから、厚生労働省によって牛や羊など反芻動物の胎盤を使用することは禁止されています。
そのため、一般に流通しているのは豚・馬といった比較的安全性の高いプラセンタが主流となっています。
 
例外として、羊プラセンタに関しては海外からの輸入品が国内でも流通しています。
狂牛病に似たスクレイピーという病気が発症していないオーストラリア、ニュージーランド産の羊プラセンタは安全性が高いといわれています。

プラセンタ注射の安全性

プラセンタの安全性2
それでは、ここからはプラセンタの種類別に注意すべきポイントをご紹介していきます。
プラセンタ注射をする前に、原材料や副作用について確認しておきましょう。

プラセンタ注射の原材料

注射薬の製造には、国内の健康な母体から生まれたヒトの胎盤だけを使用しています。
母体や収集された胎盤のウイルス検査や、減菌・製品試験などさまざまな安全対策が取られており、病原体が紛れ込むリスクは限りなく低いと考えられています。
 
しかしながら、プラセンタ注射を利用する前に知っておきたい病気のひとつに「クロイツフェルト・ヤコブ病」があります。
これはヒト型の狂牛病のことで、感染した方の血液によって病気が広まる可能性があります。
とはいえ、日本で普通に暮らしていればクロイツフェルト・ヤコブ病にかかる危険性はほとんどありません。
そもそもプラセンタには感染していないことが証明されている胎盤が使用されており、感染の要因となる血液は製造過程で100%除去されているため、安全性は非常に高いと言えるでしょう。
 
実際、これまでプラセンタによるクロイツフェルト・ヤコブ病の感染の報告例はありません。
ただ、現在の滅菌方法や検査方法では未知のウイルスや感染症伝播を完全に否定することができないため、病気のリスクがゼロとは言えないのが現状です。

プラセンタ注射に副作用はあるの?

プラセンタ注射は健康保険の適用を認可されてから40年以上の歴史がありますが、これまで重大な副作用の事例は報告されていません。
軽微な副作用としては、発疹・発熱・吐き気などの症状が稀に起こるようです。いずれもすぐに治ることが多いですが、異常を感じたら医師に相談してください。

プラセンタ注射後に献血ができない理由

プラセンタ注射の使用と関連したクロイツフェルト・ヤコブ病の感染例は報告されていませんが、現状の検査ではリスクを完全に否定することができません。
そのため、日本赤十字社では「プラセンタ注射を使用したことがある方の献血を制限」するという慎重な予防的対応を行っています。
あくまで万が一に備えるための対応ですが、一度でもプラセンタ注射を使用した方は献血ができなくなるので注意しておきましょう。

プラセンタ商品の安全性

プラセンタの安全性3

サプリメントやドリンク、化粧品などのプラセンタ商品には、主に豚・馬・羊の胎盤が使用されています。
ここでは、これらの原材料の安全性について解説していきます。

プラセンタ商品の原材料

一般に流通しているサプリメント・ドリンク・化粧品などのプラセンタ商品は、豚・馬・羊の胎盤を原材料としています。
ヒトプラセンタは医薬品のため、プラセンタ商品として加工されることはありません。
プラセンタ注射よりも手軽に取り入れやすいため、美容や健康維持のために取り入れる方が増えています。
 
また、プラセンタ注射に比べると全身への効果が緩やかなため、副作用の心配もほとんどないと言われています。
ヒトプラセンタではないのでクロイツフェルト・ヤコブ病の感染リスクがなく、献血できなくなるというデメリットがないのもポイントです。

安全性の高いプラセンタ商品の選び方

種類別に安全性の高い商品の選び方をご紹介します。
 
●豚プラセンタ
豚は1回の出産で10頭ほどの子どもを出産するため、原材料である胎盤が安く入手できます。
そのため、市販されているプラセンタ商品の中で1番多く使われるメジャーな存在です。
ただし、豚は病気の予防目的でさまざまなワクチンや薬剤を投与している場合があります。
これらの成分が胎盤にどのような影響を与えているか分かりませんので、安すぎる商品に飛びつくのは危険です。
 
豚プラセンタには、徹底した品質管理の下で育てられた「SPF豚」と呼ばれるものがあります。
これは、日本SPF豚協会が定めた衛生管理法の下、抗生物質などを一切与えずに育てている健康的な豚です。
より安全性の高い豚プラセンタを選ぶなら、SPF豚を原材料としているものを選ぶとよいでしょう。
 
●馬プラセンタ
馬はそもそも病気にかかりにくい動物なので、予防接種やワクチンなどの影響を受けることが少ないといわれています。
加えて、馬は体温が高いため寄生虫の心配がありません。
さらに、プラセンタに使われている馬の多くは血統がはっきりしているサラブレッドなので、徹底した品質管理の下で育てられています。
これらの理由から、馬プラセンタよりは豚プラセンタよりも安全性が高いといわれています。
 
ただし、近年馬プラセンタの注目度が上がっていることから、品質管理が不明瞭な輸入商品も増えています。
より安全性の高い馬プラセンタを求めるなら、国産品の商品にこだわるようにしましょう。
 
●羊プラセンタ
日本国内での製造が禁止されている羊プラセンタですが、一部商品が輸入販売されています。
安全性が高いといわれているのは、スクレイピー(羊型の狂牛病)が発生していないオーストラリア、ニュージーランド産の羊プラセンタです。
羊プラセンタを使ってみたいという方は、信頼できる販売元・生産国かどうかをよくチェックするようにしてください。

まとめ

プラセンタの安全性4

プラセンタに関する重篤な副作用や感染例は、これまで1度も報告されていません。
ただし、プラセンタ注射薬に関しては感染リスクがゼロとは言えないため、万が一の予防策として献血ができなくなることを覚えておきましょう。
 
一方、サプリメントやドリンクなどのプラセンタ商品は自分で選ぶ必要があるため、より安全性の高い原材料を選ぶことが大切です。
それぞれのメリットやデメリットを理解したうえで、プラセンタを取り入れてみてくださいね。

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