プラセンタ注射で献血できなくなるのは本当?サプリ・化粧品は?

献血

哺乳類の胎盤を利用したプラセンタが、美容・健康に役立つと話題です。
 
しかしながら、プラセンタの研究は未だ発展途上ということもあり、摂取することでデメリットが生じる場合があります。
プラセンタを摂取する前に知っておきたいことのひとつが、プラセンタ注射を受けると献血ができなくなるということ。
 
この記事では、プラセンタと献血について詳しくご紹介していきます!

プラセンタの種類について

献血1

献血の話をする前に、プラセンタの種類についてご紹介したいと思います。

プラセンタは大きく分けて4種類

プラセンタには、細胞分裂を活性化させる作用のある成長因子(グロースファクター)を含むものとそうでないものに分かれます。

その中で、プラセンタを抽出する生き物によって大きく4つの種類に分けられます。
 

●成長因子(グロースファクター)が含まれるプラセンタ

ヒト由来プラセンタ
ヒト(人間)の胎盤から抽出されたプラセンタです。
厚生労働省から医薬品として認可されており、美容目的だけでなく更年期障害・肝機能改善などの治療目的でも使用されています。
同じヒト由来のプラセンタなので体内への吸収率が高く、健康・美容面において優れた効果が期待できます。
動物性プラセンタ
豚・馬・羊などの動物の胎盤を原材料としたプラセンタです。
国内では羊プラセンタの製造が禁止されているため、日本で流通しているサプリメントのほとんどが豚・馬を使用しています。
ヒト由来プラセンタ同様、動物性プラセンタにも豊富な栄養素と成長因子が含まれています。

 
●成長因子(グロースファクター)が含まれないプラセンタ

海洋性プラセンタ
魚の卵を包んでいる「卵巣膜」という部分を原材料としたプラセンタです。
卵を育てるために必要な栄養成分が含まれていますが、動物性プラセンタと違い成長因子が含まれていません。
植物性プラセンタ
植物の「胎座」という部分を使用したプラセンタです。
発芽するために蓄えている豊富な栄養素が期待できますが、こちらも動物性プラセンタと違い成長因子が含まれていません。

 
本来、プラセンタとは哺乳類の胎盤のことを指しています。
しかしながら最近は、胎盤に似た役割や栄養素をもつ素材(魚・植物)のこともプラセンタと呼ぶようになりました。
 
これらのプラセンタにも美容効果は期待できますが成長因子を含んでる動物由来のプラセンタとは効果に違いがあると覚えておきましょう。

注射に使われるプラセンタは?

プラセンタ注射に使われるのは、ヒトの胎盤から摂取されたプラセンタエキスです。
日本では「メスホルモン」「ラエンネック」という注射薬が主流となっています。
 
ヒト由来プラセンタは他のプラセンタと違い医薬品として扱われるため、サプリメントなどの食品に加工することができません。
そのため、ヒト由来プラセンタは一般には流通しておらず、医療機関で診察・処方してもらう必要があります。
 
例外として、飲むタイプのヒトプラセンタ「ラエンネック ピーオー」「ピュアプラセンタD.R.」という錠剤があります。
プラセンタ注射と違い定期的な通院を必要としませんが、これも医療機関のみの処方となっているため一般には流通していません。

サプリ・化粧品に使われるプラセンタは?

ヒト由来以外のプラセンタはサプリメント・化粧品として加工されており、お店や通販で手軽に購入することが可能です。
 
プラセンタサプリは、胎盤のエキスを凝縮した栄養補助食品です。
ヒトプラセンタほどの即効性はありませんが、継続的に飲み続けることでプラセンタ注射同様の効果が期待できます。
 
プラセンタ化粧品には、プラセンタエキス原液のほか、プラセンタエキスを配合した化粧水・美容液などさまざまなものがあります。
プラセンタを口から摂取するのではなく、肌に直接塗って使うのが特徴です。

プラセンタ注射をすると献血できない?

ダメ

プラセンタ注射をする前に、プラセンタと献血の関連性について確認しておきましょう。

プラセンタ注射後に献血できなくなる理由

日本では、プラセンタ注射薬を1度でも使用したことがある方は、献血ができない決まりとなっています。
 
プラセンタ注射で使用されているヒト由来プラセンタは、さまざまな検査をクリアした安全な原材料だけを使用しています。
しかしながら、輸血や臓器移植によって伝染する可能性がある変異型クロイツフェルト・ヤコブ病のリスクがゼロとは言えないからです。
 
実際、これまでプラセンタ注射によって変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に罹患したという症例はありません
しかし、プラセンタ注射の歴史はまだ浅く、感染リスクがゼロであることが証明されるまでは厚生労働省によって慎重な予防対応が行われているのです。
 
今後、輸血の安全性が確認され次第、プラセンタ注射をした方でも献血ができるようになる可能性はあります。
ただし現在のところ献血は禁止されていますので、献血を考えている方はご注意ください。

飲むタイプのヒトプラセンタは?

献血ができないのはヒト由来のプラセンタ注射剤のみとなっていますので、医療機関で取り扱っている飲むタイプのヒトプラセンタの場合は献血可能です。
 
献血はしたいけれど、治療や美容目的でどうしてもヒト由来プラセンタを摂取したいという場合は、錠剤がないか医師に相談してみましょう。

親や子供への輸血もできなくなるの?

万が一自分の親や子供が大怪我をした時、輸血が必要になった時に困るからとプラセンタ注射をしない方もいらっしゃるようです。
よくドラマなどで親族間での輸血を求めるシーンがありますが、実は日本では親族間の輸血は禁止されています。
 
なぜなら、GVHD(移植片対宿主病)という合併症を起こす可能性が非常に高いからです。
GVHDは、輸血したリンパ球が輸血された人を攻撃してしまう反応のこと。
親族間では遺伝子の差が少ないため、体内で起こる拒否反応によって重篤な副作用を引き起こしてしまうのです。
 
このように、そもそも親族間へ輸血が禁止されているため、プラセンタ注射をするからといって家族への輸血を心配する必要はありません。

プラセンタサプリ・化粧品の場合は献血できる?

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豚・馬など、ヒト以外のプラセンタを摂取していても献血はできるのでしょうか?

サプリメント・化粧品の摂取はOK!

献血が禁止されているのはヒト由来プラセンタを使用した注射剤のみですので、他のプラセンタを使用しているサプリメント・化粧品の場合は問題なく献血できます。

プラセンタサプリは手軽で安心?

直接体内に注入するプラセンタ注射ほどではありませんが、プラセンタサプリも継続することで確かな効果を発揮します。
 
プラセンタ注射は1回打ったらそれで終わりではなく、効果を持続するなら打ち続ける必要があります。
サプリメントならプラセンタ注射と違い病院に行く必要はなく、通販でも購入できるからとても手軽です。
 
もちろん、プラセンタサプリなら献血ができなくなる心配もありませんから、ボランティア活動をしたいという方にも安心です。

まとめ

献血4

プラセンタと献血の関連性について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?
プラセンタの種類や摂取方法によって、それぞれメリット・デメリットがあります。
 
特にプラセンタ注射をする場合、感染症のリスクがあるため献血ができません。
献血しないから関係ないと思われる方もいるかもしれませんが、たった1度のプラセンタ注射でも献血ができなくなってしまうため、今後のことをよく考えた上で取り入れるようにしましょう。
 
献血のことが気になる場合は、手軽に取り入れられるプラセンタサプリやプラセンタ化粧品を使用するのがおすすめです。
それぞれの特徴をよく理解した上で、上手にプラセンタを取り入れていきたいですね。

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