不妊治療中でもプラセンタは大丈夫?妊娠のしやすさに影響はある?

赤ん坊の手

美容成分として高い人気を持つプラセンタは、テレビや雑誌といったメディアで取り上げられており、興味を持っている女性も多いでしょう。

近年では不妊治療を専門とするクリニックでもプラセンタ注射やサプリメントを取り扱っているところが見られるようになり、美容目的だけでなく妊活中の女性にとっても、大変気になる存在になっているようです。

今回は「不妊治療中でもプラセンタは摂取して良いのか?」、「プラセンタは妊娠しやすさに影響があるのか?」といった事柄について詳しくお話していきましょう。

そもそも『プラセンタ』とはどんな存在?

水滴がつくる波紋

プラセンタとは何なのかを簡単に説明すると、哺乳類が持つ胎盤のことを指します。

胎盤を英語にするとPlacenta(プラセンタ)となり、美容目的だけでなく医療用にも用いられています。

一般的な健康増進・美容目的で使用されるプラセンタは豚、馬、羊といった動物由来のエキスです。

もちろん人間も哺乳類のため胎盤を持っていますが、ヒトのプラセンタは医療用でしか使用することはできません。

胎盤は胎内で子どもを育てる際、母体と赤ちゃんとをつなぐ器官で、栄養や酸素を送る重要な役割を担っています。
胎盤は子どもが胎内にいるときのみに必要とされる「臨時の臓器」のため、出産を終えると自然に体外へと排出されていくのです。
役目を終えた胎盤であっても、実は豊富な栄養素が含まれているために注目されています。

例えば身体づくりに欠かせない「たんぱく質とアミノ酸」、身体にみずみずしさを与えるだけでなく老廃物を輩出してくれる「ムコ多糖類」、
筋肉や骨をつくり免疫力もアップさせる「活性ペプチド」など、ほかにもさまざまな成分が含まれ、健康をサポートしてくれるでしょう。

とはいっても、豊富な栄養素を含む食品や物質はほかにもあります。
なぜプラセンタが人気なのかというと「成長因子(グロースファクター)」が含まれているからです。

人間は年齢を重ねていくことで、細胞の働きも弱くなっていきます。

その結果、以前よりも肌にツヤやハリを感じなくなったり、免疫力が低下したりと老いを感じることが増えるかもしれません。

成長因子は衰えていく細胞の働きを活性化させる重要な要素を持っています。
生長因子にも複数の種類があるのですが、プラセンタにはEGF(上皮細胞増殖因子)、HGF(肝細胞増殖因子)、FGF(線維芽細胞増殖因子)の3つがバランス良く含まれています。

これはとても珍しいことであり、プラセンタが人気の成分になっている大きな理由の一つになっているようです。

また、人間以外の動物の場合、出産で疲弊した身体を回復させるため、本能で胎盤を食べる習慣があります。

このように胎盤は哺乳類にとって非常に重要な役割を持ち、同時に高い栄養素を持っている存在なのだと言えるでしょう。

女性がプラセンタを摂取することで得られるメリット

木々と女性

プラセンタ(胎盤)が豊富な栄養を持っていることはお話しました。

実際に人間が摂取することで得られるメリットを紹介していきますが、プラセンタの効果を分かりやすく分けると「美容」と「健康」の2つになります。

まずは「美容」ですが、巷で人気の美容系サプリメントではこちらの効用をPRする内容が多くなっているかもしれませんね。

まず、プラセンタにはたんぱく質とアミノ酸、成長因子(グロースファクター)が含まれているため、肌にツヤと潤いを与えるだけでなく、新陳代謝も活性化してくれるでしょう。

肌の新陳代謝=いわゆる肌のターンオーバー(古い角質が取れ、新しい肌に生まれ変わる周期)を正常化してくれるため、今感じているシミやくすみといったトラブルを解消してくれそうですね。

さらに、プラセンタにはメラニン細胞の働きと色素沈着を抑える働きもあるため、そもそもシミやそばかすのできにくい美肌づくりにも役立つでしょう。

外側の肌トラブルを解消し、内側からもアプローチしてくれるプラセンタは、美容業界から重宝されている存在なのです。

次に「健康」ですが、不妊治療を受けながらプラセンタを摂取したい方の場合、こちらの方が気になるかもしれませんね。プラセンタの薬理作用として、以下が考えられています。

・自律神経を調整し、バランスを保ってくれる
・基礎代謝や新陳代謝を高め、身体の細胞を活性化させる
・免疫力を強化する
・肝臓の働きを高める
・内分泌調整作用(内分泌系のバランスを整える)
・体内の抗炎を抑え、バランスを整える
・造血組織を刺激することによって、血行促進や造血作用
・活性酸化を除去して酸化を防ぎ、若々しさを保つ


このほかにもプラセンタは美容、健康面に対してさまざまな良い影響を与える成分が豊富に含まれています。

とくに健康面の項目に関しては、不妊治療をしているのであれば「内分泌調整作用」や「血行促進や造血作用」などメリットを感じる項目も多いかもしれませんね。

不妊治療中でもプラセンタを摂取しても大丈夫?

YesやNoを書いた紙

不妊治療中にもメリットがありそうなプラセンタ。気になるのは不妊治療中にプラセンタを用いても問題がないのかといったことです。

プラセンタは哺乳類の身体の中で作られているものであり、科学的に調合された物質ではありません。

そのため、副作用の心配が少ない成分と言われているようです。
ただし、プラセンタの材料となる動物にアレルギーがある場合は注意が必要になるかもしれません。

例えば豚や馬、羊のいずれかにアレルギーがある場合は、別の哺乳類のプラセンタを選ぶと安心です。

プラセンタは副作用の少ない成分ではありますが、不妊治療中の場合、万が一影響を与えないように、かかりつけの医師に相談をすると良いでしょう。

不妊治療の専門クリニックでプラセンタが使われてるって本当?妊娠しやすさに影響はある?

メガネや聴診器、本など

また、不妊治療の専門クリニックだけでなく、一般的な婦人科でも下記の治療にプラセンタを用いることがあります。

不妊治療の現場では、細胞を活性化させるアンチエイジング効果が期待できるプラセンタが、卵巣機能改善に対しても良い効果があるのではないかと注目されているのです。

実際にプラセンタ摂取と不妊治療を平行した女性から

・長年不妊治療をしてきた女性が、プラセンタ注射を用いた後、一周期目に妊娠した
・子宮内膜の厚さが10㎜以下の女性に試したところ、内膜厚の厚みに変化が生じた


といった体験談が不妊治療専門クリニックに寄せられています。
そういった声を受けるかたちでプラセンタの取り扱いを始める不妊治療専門クリニックが増加傾向にありますが、まだまだ最近取り入れられ始めたことであり、確かな効用はまだ分からない部分が多いようです。
全体に発表されるような効用は明らかではなくても、プラセンタを扱っている不妊治療専門クリニックごとには、ある程度の実績を持っていることがあります。
興味がある場合は直接クリニックに尋ねてみると、独自の見解と実績を示してくれるでしょう。

一方、不妊治療以外の婦人科ではすでにプラセンタを用いた治療が行われており、実績を上げています。
例えば下記のような症状にプラセンタが使用されています。

更年期障害/月経前症候群(PMS)/生理不順/生理痛/無月経//子宮筋腫/乳汁分泌不全/冷え性

婦人科以外にも内科や整形外科、変わったところでいうならば歯科口腔科でもプラセンタが利用されています。

プラセンタは医療機関では広い用途で用いられており、今後は不妊治療専門クリニックでの取り扱いも増えるかもしれませんね。

妊活中にプラセンタを摂取するのであれば、注射よりもサプリメントがおすすめ

サプリメント

まだ妊娠率がアップするかどうかは不明なところもあるものの、「身体に良い影響があるのなら、プラセンタに挑戦してみたい!」という女性もいるかもしれませんね。

プラセンタの取り入れ方としては、ポピュラーなものでは「注射(皮下または筋肉)」、「サプリメント」、「ドリンク」の3つが挙げられます。

この中で即効性を実感したいのであれば、注射がおすすめです。

しかし、注射の場合は自由診療になるため、1回あたり1,500円から2,000円程度がかかります。

そして最初の1週間は週に2回程度、そのあとも週に1回、最終的に2週間に1回程度の注射を継続して打つ必要があり、時間やお金の負担が大きくなります。

また、プラセンタ注射を打った肌の部分が炎症やかゆみを起こすといった、トラブルを起こす可能性も高まります。
不妊治療を行う際にはただでさえ病院に行く回数も多くなりますし、身体への負担も大いに感じるでしょう。

そう考えると、効果を実感するまでは穏やかであっても、不妊治療中には負担の少ないサプリメントやドリンクがおすすめといえます。
ドリンクも良いですが、持ち運びにはやや不便を感じますし、値段が高価になりがちなので、必要に応じて使い分けると良いでしょう。

サプリメントは持ち運びも簡単ですし、他の2つと比べるとリーズナブルな価格で続けることができるので、おすすめしたいです。

いつ・どうやって・どんなときに?プラセンタサプリメントの効果的な飲み方

チェックと書かれたノートと色鉛筆

プラセンタサプリメントに興味を持ったけれど、どのように飲んで良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。

プラセンタに関わらずサプリメントの場合、一日の目安量だけが書かれており、服用するタイミングについては触れられていないことが多いのです。

基本的に定められていないサプリメントについては、好きなタイミングで飲んで構いません。

あえていうのならば、食後のタイミングが胃を荒らすようなこともなく、スムーズに身体に取り入れられるでしょう。

例えば一日当たり3粒の摂取が目安とされているサプリメントの場合は、朝・昼・晩の食後に飲む習慣をつけると良さそうです。

サプリメントは処方薬とは異なり、効果はゆるやかに表れるため、継続することが大切です。

食後が難しければ寝る前や起床時の歯みがき前といった、生活のどこかに無理なく組み込んでいくと良いでしょう。

また、サプリメントは少し多めの水またはぬるま湯(200ccくらい)で飲みましょう。

お茶やジュースの場合、サプリメントの有効成分の働きを抑制してしまうこともあるので、注意が必要です。

不妊治療を受けている際にはあまりないかもしれませんが、飲み会の予定があるときも注意してください。

サプリメントの成分はアルコールと一緒に飲むと有効成分が分解されてしまうこともあるので、その日は朝や昼にするなど、タイミングをずらすことが大切です。

動物由来ではないプラセンタサプリメントは効果がある?

不妊治療中でも服用でき、美容効果も期待できるプラセンタサプリですが、良く成分を見てみると、動物由来のものだけでないことに気づくかもしれません。

プラセンタ(胎盤)は、哺乳類にしかない器官です。

しかし、海の生き物や植物にもプラセンタと似た成分を持つ部分があります。
例えば海の生き物ならば卵の殻部分、植物ならば種を守る胎座と呼ばれる部分がそれに当たるでしょう。

海の生き物を用いたものを「海洋性(魚性)プラセンタ」、植物を用いたものは「植物性プラセンタ」と呼ばれています。

動物由来のプラセンタよりも劣るといったわけではないものの、効用が微妙に異なっていたり、細胞の活性化を促進する成長因子(グロースファクター)は含まれていなかったりと差があるため、取り入れる際には確認してくださいね。

不妊治療中でもプラセンタの効果を試してみたい!実際にどんなサプリメントがあるの?

草原を走る馬たち

実際に市販されているプラセンタサプリメントにはどのようなものがあるのか、そしてどのような成分なのか気になりますよね。

プラセンタを用いた人気サプリメントの一つとして、『母の滴 プラセンタEX』を見ていきましょう。

『母の滴 プラセンタEX』は楽天市場年間ランキング(2015年、2016年)のプラセンタ配合部門、プラセンタ配合ドリンク部門で1位を獲得し、累計16.380.400カプセルを突破している、実績のあるサプリメントです。

成長因子(グロースファクター)を含む動物由来のプラセンタサプリメントで、用いられているのは高級馬プラセンタです。

その高級馬プラセンタをマイナス30度で低温乾燥させ、栄養成分を壊さずに加工し、純度は100パーセントの粉末に加工しています。

徹底した衛生管理されている工場で製造されているだけでなく、サプリメントも無添加・無着色になっているので、不妊治療中でも安心して服用することができそうですね。

た、企業努力によって低分子加工に成功しており、よりスムーズに体内に馴染ませることができるのだとか。

『母の滴 プラセンタEX』のように販売実績があり、安心・安全に製造されたサプリメントを選ぶと良いでしょう。

まとめ

プラセンタは不妊治療中でも使用できる身体の成分に近く、副作用の心配も少ない成分です。

不妊治療専門クリニックでも扱うところが増えており、今後ますます注目されるかもしれませんね。

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